(2018年1月12日公開動画より)
ぼくが時々、布団に入って眠る前に
1人でやってる遊びを教えてあげる。
過去に行ったことがある場所に
想像の中で行ってみるという遊び。

例えば、もうすでに取り壊されてる
船橋のおばあちゃん家とか。

まず玄関の引き戸を開けて
ガラガラ~っと中に入って。
で、手前にお米の袋がある。

右側は台所だから、そっちに行くと
米びつみたいのがあって、
奥にガスコンロとかがある。

戻って向こうの部屋に行くと
革のソファーがあって。

ソファーと壁の間の細い隙間を
奥に進んでいくと、
おばあちゃんの机がある。

で、こっちにガラス戸の
お土産が入ってる棚があって、
ガラス戸を開けて、透明な
ガラス製の猫の置物を取ったりして。

どう?わかる?
もう今は存在しないその空間にも
想像の中では遊びに行ける。

すでにぼくの頭の中にしか
存在していない世界。

船橋のおばあちゃん家なら
何度も行ったことがある場所だから
細かいところまで鮮明に覚えてるけど、

例えば小学校の同級生の
ねぎしたくや君の家とか
数回しか行ったことない場所に
行くのも面白い。

ぼんやり覚えてるリビングまでは
行けるんだけど、その先にある
階段の奥には進めない。真っ暗。

なぜなら、その階段の先までは
小学生の頃にも行ったことが
無かったから。

これ面白い遊びでしょ。
寝る前に手軽にできるし。

自分の頭の中のハードディスクを
カリカリいわせながら記憶を検索して。

病気じゃないよ。
うつ病とかの人も似たようなこと
やってるのかもしれないけど、
ぼくは病気じゃない。ただの遊び。

こういう遊びをしてると
世の中の全てを3Dデータとして
残したいなーとも思っちゃう。

そうすればいつでもVRで
その世界に行くことができるし。
取り壊されたおばあちゃん家でも。

だから、3Dデータを記録する
サービスとして49800円くらいで
一軒家を丸ごと3Dで残してくれる
とかだったらニーズもあるような
気がする。頼みたい気持ちあるし。

上手くプロモーションすれば
いいビジネスになるんじゃない?

自分の頭の中だけじゃなくて
残しておきたい空間って
誰にでもあるんじゃないかな。

例えばここ『喫茶店フィレンツェ』
だって西日暮里の再開発があって
あと1年2年で終わっちゃう。

今なら目をつぶればいつでも
フィレンツェ店内を再現できるけど、
20年後くらいにフィレンツェに
行こうと思っても、行けないところが
たくさん出てきちゃうかもしれない。

だから想像の中でも頻繁に
行っておいた方がいいと思う。

小学生の頃に数回だけ行ったような
マニアックな場所にも行ってみて。
自分の記憶のハードディスクの
すごさに気づくこともできるから。

おばあちゃん家の床のタイルの模様とか
便座カバーとして使われてた靴下とか
ピンクのシングルロールの
トイレットペーパーの良い匂いまで
全部が出てくるんだから。
ぼくの頭の中だけに残された世界。

「百聞は一見にしかず」って言葉は
すごくいい言葉だと思った。

実際にその場に行ったという記憶と
画像として見た記憶って全然違う。

実際に行くと1回しか行ったことが
ない場所でも意外と細かいところまで
覚えてたりするし。

この遊びオススメなんで、
ぜひみなさんもやってみてください。

(文字起こし協力:視聴者Bさん)