(2019年3月9日公開動画より)
『ニンテンドーラボVRキット』が
発表された。しかも来月発売。
これはうれしい。対象年齢7歳以上。
最近はVRの対象年齢が下がってる。

目に悪影響があるかもしれないという
懸念が薄れてきたのかも。
任天堂のユーザー層から考えても
『7歳以上』にできたことは大きい。

なんとなく任天堂がVRのゲームを
出すんじゃないかというのは
ニンテンドーラボが出た時点で
少しは想像がついたけど、

まさかあんな象さんのダンボールで
鼻をブランブランさせるようなものを
出してくるとは想像できなかった。
nini2
もしあの象さんVRをやってる時に
何も知らない親がその様子を
見てしまったら大変なことになる。
もう病気でしょあれ。理解不能。

ぼくは任天堂の株主総会にも
毎年出席していて宮本茂さんの発言を
楽しみにしてるんだけど、

海外のゲームショウ『E3』で
VRのゲームが多数出展されてて
『VR元年』とか盛り上がってた
2016年のE3の直後に行われた
株主総会の時に宮本茂さんが
E3の感想を語る場面があった。

その時には「VRゲームを
プレイしてる姿が滑稽だから
リビングで子供がプレイしてる姿を
親御さんが見たら心配してしまう」
といった発言をしていた。
それで出てきたのが象さんだからね。

宮本茂さんは任天堂では社長の次に
偉い人だし、会社の発言として
残るような場でも、うっかり
こういうことを言ってしまう。

ぼくは宮本茂さんや岩田聡さんの
こういうところが大好き。
負けず嫌いで大人げないから
つい自分の意見が出てきちゃう。
人間らしさがあっていい。

それで結局は自社製品でも
同じようなものを出してしまうのが
任天堂の歴史と言っても過言じゃない。

ソニーがPSPを出した時にも
岩田聡さんは「携帯ゲームで
充電が10時間もたないようでは
携帯機である意味が無い」
みたいなことを言ってた。

その後3DSではさらにバッテリーの
持続時間が短くなったりしてた。

パズドラやモンストのような
ガチャ課金型のスマホゲームが
大流行してWiiUが全然売れなかった
時には「ガチャ課金のようにお客様の
射幸心を煽って課金させるような
商売は長続きしないのでやらない」
ということを言ってた。

その後に『ドラガリアロスト』や
『ファイアーエムブレムヒーローズ』
で思いっきりガチャ課金で収益を
上げている。

ぼくも最初の頃は「ふざけるな!」と
思ってたけど、飼い慣らされた信者
だから、だんだんと感覚がマヒして
「任天堂の課金はきれいな課金!」
とか思っちゃうようになった。

そういう意味で、今回の任天堂の
VRもきれいなVRだなーと思ってる。

ヘッドマウントディスプレイ
じゃないから、頭に固定できない。
手で持ってのぞくタイプ。

つまり手があかないから、
キャラクターをモミモミとお触り
するようなエロ系のゲームが無い。
PSVRの珍コンみたいな手の代わりに
なるデバイスも無いし。

これまでの家電の歴史を見ても
ビデオデッキやDVDにしたって
爆発的に普及するには『エロ』の
パワーが必須だし、VRも
そういう流れに乗ってる側面がある
んだけど、任天堂のきれいなVRは
あえてそれを排除している。

そこまでしてやることといったら
象さん作ってお鼻をブランブラン
だからね。これはすごい。

こんなイカレたものを作ってしまった
ニンテンドーラボ開発チームは
任天堂にとっても大事だと思う。

ビジネス的にはどうかと思うけど、
こういう誰も想像がつかない
突飛な物を生み出す能力というのは
いつか時代とマッチした時に
爆発的な何かが生まれる可能性を
秘めている。任天堂の魂の部分。

ぼくはこれまでのニンテンドーラボも
全部ダンボール工作で作ってるけど、
どれもワクワクが止まらなかった。

ただ、作り終えたダンボールの数々が
邪魔でしょうがない。
日本の家庭環境を全く考慮されてない。
もうゴミ袋に全部まとめて詰め込んで
奥の方にぶち込んである。

正直、早く捨てたい。
でもまだ捨てられない。
たまに使うこともあるかもしれない。
去年はハロウィンの仮装で
ランドセルのやつ使ったし。
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今回も象さんや鳥さんとか
またあんなにいっぱいゴミが
増えると思うとゲンナリする。
でも楽しみ。