(2019年2月19日公開動画より)
カドカワの決算がヤバかった。
ぼくは今でも株を保有している。
合併直前のKADOKAWAの株主総会も
出席してるし、合併後のカドカワの
株主総会もこれまで毎年出席してる。
来るべき時が来たなという印象。

KADOKAWAとドワンゴが合併して
カドカワになったわけだけど、
KADOKAWAの最後の株主総会の時も
KADOKAWA社長の角川歴彦さんと
ドワンゴ社長の川上量生さんが
仲睦まじい感じでやってたのを
最前列で見ていた。

あの2人の暴走で合併したんだと思う。
よく見たら顔も似てるし。

それが今回の決算でついに崩壊した。
大変なことになった。

カドカワの会社の構成として、
カドカワという大きなグループの
下の位置にKADOKAWAとドワンゴが
並んでいた。

KADOKAWAが出版や映画の部門で、
ドワンゴがニコ動やWEB系など。

今までのその会社の構成から
今回の決算で大きな変更が発表された。

カドカワの下にKADOKAWAがあって、
そのKADOKAWAの下にいくつか
グループ企業が連なってる中の
1つがドワンゴという位置づけ。

最初は対等に合併したはずが
完全に吸収されたカタチになった。

でもこうなってしまったのは
仕方ない。全てドワンゴ側が悪い。

決算発表の資料を見るだけでも
KADOKAWA側の恨み節が
伝わってくる。

出版部門が厳しい情勢の中で
なんとか収益を維持していたのに
ドワンゴが何年もかけて開発した
『テクテクテクテク』という
位置情報ゲームが予想を大幅に
下回る収益しか出せずに
赤字幅が拡大したって。

ぼくも実際にプレイしてるけど、
このソフトの出来で50億円の
利益を上げようとしていたなんて
頭がおかしいとしか思えない。

2013年に任天堂の岩田社長が
「WiiUを今期900万台売ります」
って言ってた時くらい頭おかしい。

あの時も半年で全世界100万台も
売れてなかったのに、
残りの半年で900万台売るとか
狂った予想を立てていた。

見通しが甘すぎる。大ブレイクして
一番上の最高の利益を上げても
『テクテクテクテク』で50億円の
利益を出すなんて絶対に無理。
このゲームの出来だったら。

言わせてもらうと、ドワンゴの
取締役の誰よりもぼくの方が
『テクテクテクテク』に
詳しいと思う。

このゲームの本質も見極めてる。
『テクテクテクテク』という名前で
世の中を歩き回るような
雰囲気のゲームだけど、
実際にはほとんど歩かない。

『となり塗り』という機能で
ひたすら延々と地図を塗るだけ。

『ヌリヌリヌリヌリ』に
名前を変えろと言いたいくらい。

しかもこの塗る機能が
全然快適じゃない。面倒くさい。

Googleマップと連動していて
細かいエリアの調整がされてないから
塗るポイントが小さすぎるエリアが
あちこちに残されてる。

マップを最大まで拡大しても
数ドットしかないようなゴミ探し。
ひたすらそういう小さいゴミを
探して塗るというゴミ探しゲーム。

こんな欠陥はちょっとプレイすれば
わかることなのに、放置したまま
リリースして、それで50億円も
儲けようだとか脳ミソお花畑すぎる。

そんな欠陥ゲームだけど、
一応ぼくは600円だけ課金した。
アイテム保有数の上限を増やすため。
株主としても盛り上がってほしいし。

この『テクテクテクテク』の
不自然な持ち上げ記事も最近見た。

『となり塗り』を使わずに自分が
歩いたところだけマップに記録して
いけば、自分が実際に行った場所を
確認できるログになって楽しい
…とかいう記事。

それも言わせてもらえば、
そんなことしてもサービス終了したら
全部消えちゃう。わざわざリスクを
取ってそんなゲーム内にログを
残すくらいなら、地図帳を買って
アナログで塗った方がよっぽどマシ。

こんな不自然な持ち上げ記事を
書いてたのは『ファミ通』だった。

同じカドカワグループだから仕方ない。
もしかすると『ファミ通』も被害者と
言えるかもしれない。

カドカワとして社運を賭けてる
ゲームがコケると大変だから、
グループの総力を挙げて盛り上げろ
みたいな指令が出てた説もある。

あとは同じくドワンゴ運営の
ニコ動もヤバい。ぼくはこうやって
プレミアム会員費を毎月540円払って
配信者として活動してるし
ニコニコユーザーでもある。

ユーザー視点でも配信者視点でも
ニコニコの没落を肌で感じている。

株主として応援してるから
こうやって実際にサービスを利用して
がんばってほしいとは思ってるけど
このままじゃ厳しいってのが現実。

なのに、テクテクで50億円利益だとか
ニコ動の収益をV字回復だとかの
予想を立ててる時点で信用できない。

結局、今回の決算発表は
KADOKAWAとドワンゴの合併が
失敗だったと認めたようなもの。

社長の川上量生ことカワンゴも
ただの取締役に降格して事実上の
クビみたいに書いてる記事もあった。

でもそれは甘い考え方。
結局、一番得をしたのはカワンゴ。

今も筆頭株主として一番多く
株を保有していて影響力や発言権は
持ってる状態で、役職としては
責任の無いポジションに降りた。

元々持ってた大半の資産は
自社のドワンゴの株だったのに、
それが合併によって老舗の出版社の
カドカワの株に化けた。
もうこの時点でカワンゴの勝ち。

そんなカワンゴのTwitterも
チェックしてたけど、今はもう
娘さんのことを溺愛することしか
考えてないような感じだった。

中でもぼくが感銘を受けたのは
「自分の娘にこれから6年間キスを
し続ければ、娘が大きくなって
男性とお付き合いをすることに
なっても、キスをするのは
付き合い始めてせいぜい3年くらい
だから、オレが一番になれる」
みたいなツイート。

きっと今のカワンゴにとって
カドカワやドワンゴの未来なんて
どうだっていいのかもしれない。
一番大事なのは娘の未来なんだろう。

だからカワンゴ個人で見れば
今の状況も勝ち。うまくやってる。
合併しちゃったKADOKAWAの方にも
企業としての弱さがあった。

これから所沢に全部の施設を
まとめるという構想が進んでる。

印刷所や編集部や全ての機能を
そこに集約させようという
『ところざわサクラタウン』計画。

今までカドカワ系の編集部は
飯田橋とか
アクセスのいいところで
ずっと
やってきたのに、突然埼玉の
奥地に
移転することになって
嫌でしょうがないという
編集者も
多いらしい。

東所沢の駅から歩いて10分くらいの
広大な土地で建設が進んでる。
そのあたりに行ったことが無いから
詳しくはわからないけど、
夜にはウシガエルが鳴いてるような
何も無い場所なんじゃないの?

そんなところに社員が隔離されて
大丈夫なのか少し心配している。

カドカワの未来に暗雲が立ち込めてる。
株主としては応援したいところだけど。