(2018年8月22日公開動画より 26:32~)
2018年8月にパシフィコ横浜で
行われた『CEDEC 2018』に
任天堂の宮本茂さんが登壇した。
その講演を最前列で聞いた感想。

ファミコン時代のマリオの開発の
話になった。宮本茂さん率いる
マリオ開発チームの主要メンバーに
デザイナーの手塚卓志さんと
プログラマーの中郷俊彦さんがいる。

ちなみに手塚卓志さんは、
ぼくがよく行く任天堂信者の聖地
『84』というお店の店長の
ちょーかんと同期。1984年入社。
今は任天堂の取締役の次に偉い
執行役員みたいな役職になってる。

この3人でアイデア会議をすると
すごく気が合うからまとまりやすい。
ここにさらに多くの人が入ると
逆にまとまりにくくなる。

それはなぜかというと、
3人はゲームのクリエイティブに
関する共通の引き出しを
たくさん持っているから。
だからこそしっくりくる。

で、前回10年前に同じCEDECで
宮本茂さんが講演した時に語った
「アイデアの定義」について。

宮本さんが考える
「アイデア」というものは、
「いくつか抱えている問題が
1つの出来事で全部まとめて
解決できるようなこと」
というように言っている。

ぼくもたしかにそうだと思う。
なかなか言葉にしづらいけど。

上手い例えが出てこないけど、
ゲーム作りにしたっていろんな
問題点が出てくるわけ。

ステージが進んだら難易度は
少しずつ上げていくわけだけど、
そうなると敵が強すぎるとか、
初心者では先に進めなくなるとか、
問題がたくさん出てくる。

そんな時に「2回死んだ人には
無敵のキノコを与えちゃおう」
ということにすれば、
敵が強すぎることや
初心者が先に進めない問題とか
ゲームの難易度の問題が
一気に解決できる。

だからこの「2回死んだ人には
無敵のキノコを与えちゃおう」
ってのが「アイデア」だということ
なんじゃないかな?

2つの問題どころか3つ4つの問題を
いっぺんに解決できれば
最高のアイデアだから、そうすると
「わっ!」と盛り上がるって言ってた。

(文字起こし協力:視聴者Bさん)