(2018年12月7日公開動画より)
『M-1グランプリ2018』の
クソ審査員について言いたい。
ぼくもエアギターの審査員や
漫画賞の審査員をしてるので、
同じ審査員としての立場から。

ぼくは間違いなく見る目がある
優秀なプロ審査員だから。

公式審査員として
日本チャンピオンを決めて、
世界へ送り出したら
しっかり世界一を獲った。

『ネーム大賞』という漫画賞の
1次審査員としても、
面白い作品を取りこぼさずに
キッチリと審査をしている。

ゲームのレビューも的確だし。

そんな中で今回のM-1の審査員を
見た時に、確かに彼らは
芸人としては一流だったのかも
しれないけど、審査員としては
三流だなって人が2人いた。

上沼恵美子と立川志らく。

逆に審査員として
うまく立ち回ってたのは
サンドイッチマンの富沢さんと
中川家の人。

自分の好みと近い評価をしたとか
そういう問題じゃない。

審査員として一番考えるべきは
『レンジ』だということ。

どれだけの点数幅を付けて
評価点を決めるかということ。

横並びで7人の審査員がいるけど
自分だけが点数のレンジを
拡げすぎると、その点数が
影響力を大きく持つことになる。

極端な例を言うと
どうしても決勝に行かせたくない
コンビがいたら0点を入れれば
今のM-1のルールでは決勝に
行くことはほぼ不可能ということ。

100点と0点を入れちゃえば
1人で確実に順位を操作できる。

それの柔らかめのことをしてるのが
上沼恵美子と立川志らくってこと。

特に志らくなんて初めて来たのに
なんで審査点のレンジを拡げて
自分の点数の影響力を強くしようと
思ってんの?立場をわきまえろ。

それに加えてジャルジャルのネタに
99点という最高評価を付けた後の
コメントも気に食わなかった。

「私は1度も笑わなかった」って
言う必要が無い。お笑いの審査で
最高評価点を付けたんだから
コメントでも大絶賛するべき。

自分の審査とコメントに
酔わないでほしい。萎える。

M-1の審査員は誰がやったとしても
こうやって採点のレンジを拡げて
自分の影響力を高めたがる
クソ審査員が出てくるんだから

エアギターやフィギュアスケートと
同じように、最高点と最低点を
カットしてから合計点を出して、
それを正式な得点にしてほしい。

そうすれば順位操作もしづらいし
1人の影響力を弱められる。

今回はたまたま上沼恵美子と
立川志らくが真逆の採点を
してたから事なきを得たけど、
これがもし同じ方向に評価してたら
と思うと恐ろしい。

…で、上沼恵美子は何がいけないか
というと、自分が好きなコンビを
アピールすること。

明らかに敗者復活で出てきた
ミキをひいきしていた。
コメントでも得点でも。

「自虐ネタは好きじゃない」と
他のコンビをボロクソに
言っておきながら、

ミキのやった際どい自虐ネタには
明らかに平均より高すぎる
自身の最高点を付けたり。

ああいうことをするのは
審査員としてフェアじゃない。

命懸けでやってる他のコンビが
それを見てどう思うか考えろ。

出場者でもないトロサーモンの人が
怒ってた理由もすごくよくわかる。
あんな程度で干されたらかわいそう。

あと勘違いしないでほしいのが、
審査員とプレイヤーというのは
対等な立場であるべき。

審査員の方が偉いと思ってないか?
むしろプレイヤーの方が偉い。
大変な競争を勝ち抜いてきてる。
命懸けで戦ってる。

でもぼくも審査員として
命懸けでやってるところもある。

だから漫画賞でもエアギターでも
自分の意見を正直に言うし、
めちゃくちゃにダメ出しもする。

ただ、そのかわりに
ぼくの審査に対して何を言われようが
構わない。当たり前。対等な立場。

自分が審査員という立場で
さんざん言ってるくせに、
それにちょっと文句を言われたら
ヒステリックに怒ったり
ショックを受けたりするな。

ましてや権力を振りかざして
悪口言ったやつを業界から
消そうとかありえない。

もしぼくが上沼恵美子の立場だったら
審査の悪口を言った
トロサーモンのことを絶対に守る。

「これも彼が命懸けでやってた
証拠だし、私も好き勝手に審査を
させてもらった。だから今回の
ことは水に流してこれで終わり。」

くらいのことを言って火消しする。

先輩として当然のこと。
審査員としてもプレイヤーに対して
リスペクトの気持ちがあれば
それくらいのことをして当然。

自分が漫画賞の審査で酷評した
漫画の作者が
ぼくのことを
ボロクソに叩こうが、
反論しようが、
それは当然の権利。
審査する側とされる側は対等だから。


ぼくの個人的なM-1の感想としては

霜降り明星は1回戦のネタを見て
ダントツで優勝だと思った。

和牛の1回戦のゾンビのネタは
過大評価されすぎだと思った。
漫才のスキルが高いのはわかるけど
笑いのポイントが少なかった。

自分の好みに少し寄ってたのは
トムブラウンの中島くんネタ。
ちょっとしつこいのと
先が読めるところもあったけど
意外性とキチガイ性がよかった。

子供たちに受けるのは
やっぱりジャルジャルのネタ。
国名の前後を言い合うゲーム。
子供が明日学校でマネしようと
思えるのはこれしかない。

M-1の決勝レベルに達してない
と思っちゃったのはユニバース。
『出落ち』というか一番最初に
出てきたところの見た目と
しゃべり方だけだった感じ。

最初がピークというのは厳しい。
エアギターにもよくある。

4分間をどのように駆け上がるかの
勝負だと思う。ネタの手数が重要。

笑えるポイントの頻度を
後半に向けて徐々に増やしていって
4分の最後でピークに達して終える。

優勝した霜降り明星は
そこを一番うまくやってたと思う。