(2017年3月14日公開動画より)
今、漫画家は巨大グループに
尻尾を振らないと生き残れない
時代が来ている。
だからカドカワグループの
悪口もあんまり言えない。
イヤな時代になってきた。

そんなのつまらない。
ぼくは個のメディアだから大丈夫。

漫画というのもメディアの1つ。
でもメディアとしてかなり不利。
描くのに時間がかかる。
スピードが遅い。世の中の人の
漫画を読む能力も落ちていってる。

だからぼくは漫画というメディアに
しがみつくのはとっくにやめている。
今は動画にシフトしている。
動画なら情報量を詰め込める。
見ている人と直で繋がれる。
スピードも早い。そしてお金になる。

漫画は魅力的だし個人的には好き。
続けていきたい気持ちもある。
でもちょっとオッズに合わなく
なりすぎている。

そろそろぼくも職業を漫画家と
言うのをやめて、漫画も描ける
ユーチューバーということになりそう。

これくらい潔くできるのがぼくの頭脳。
普通なら学校を出て初めてついた職業で
20年続けてると思い入れも強くなって
そこにしがみつきたくなってしまう。

「ユーチューバーなんてあと何年
続くかわからん」という人もいる。
それならあと何年かユーチューバーに
腰かけたら、また別の職業になれば
いいだけ。人生は波乗り。
振り返ってる時間は無い。

今はそんなに漫画の仕事を受けてない。
漫画を多く描くことになると、
自分の時間の70~80%を
そこに費やすことになってしまう。
それだけのパワーを注いで作った
漫画を何人の人が見るのかというと、
たいして見てもらえない。
メディアとして弱い。
だから時代に合わせて
その都度考えて立ち回りたい。

ぼくは今までの人生も
漫画家ヅラして生きてきたけど、
実は細かく分けて見ていくと、
漫画を1ページも描かずに
1ヶ月メダルゲームやってた期間や
オンラインポーカーをずっと
やってたりとか、細分化してみると
毎月職業が変わってたりする。

メダルゲーマーの時は収入ゼロ
だったけど、別に収入ゼロでも
職業は名乗れる。1ヶ月分の
池袋までの定期券を買って、
びっしりメダルゲームやってたし。

オンライン専業のプロポーカー
プレイヤーとして1年間活動して
全部収支もつけてたし。

あと2014年なんかはデイトレーダー
としての収入がけっこうな割合を
占めてたし、2016年はKindleでの
電子書籍の売上が一番大きかった。

こんな感じで1つに固執せずに
柔軟に続けていけばいい。

こんなんで生きていけるなんて
いい世の中だ。イヤなことは
全部避けて、ストレスフリーで
自分の気になることだけやって、
それを何で出力するのか
出力の方法だけを時代に合わせて
変えていく。

もちろん漫画もその1つ。以前は
漫画しか無かった。しかも出版社を
介さなければ発表できなかった。

その次はフラッシュアニメ。
『西日暮里ブルース』を作ってた。
自分1人でアニメを作れて
ネット上で発表できて面白いなと
思ってやっていた。
フジテレビが運営するサイトで
連載していたけど、テレビ業界も
雲行きが怪しくなってきたので
離脱して、ニコ生に移行した。

簡単に言ってるようだけど、
フラッシュアニメも10年くらい
続けてきたし、キャラクターにも
愛着があるんで、決断は難しかった。

でも決めたら振り返らない。
離脱してからは1度も
フラッシュアニメを作っていない。

そこに割いてた労力をどこに使った
かといえば、ニコニコ生放送などの
ネット配信に割いた。

最初はニコ生メインでやってたけど
ニコ生運営のドワンゴがカドカワと
合併してカドカワグループに
なっちゃったし、沈没船のように
思えたので、少しずつYouTubeに
シフトして今のカタチになってる。
ニコ生主からユーチューバーに。

年収も低くたっていい。
低空飛行を長く続けることが大事。
ぼくは確定申告で還付金を受け取る
レベルの低所得者だから。

この低所得者アピールどう?
普通は低所得者ってアピール
したがらないけど、ぼくレベルの
低所得者は逆にアピールしていく。

低所得者最高。あんまり儲けすぎると
法人化したりいろいろと面倒くさい。
幸福度もそんなに変わらない。
これくらいでのらりくらりやりたい。

車も無いし家もせまいし
ランニングコストが低いから余裕。

世の中の人はマゾなのか知らんけど
自ら枷を作って縛られていってる。
車持ったり家のローンだなんだとか。
ランニングコスト上げてがんじがらめ。

当たり前のように35年ローン組んだり。
周りがみんなやってるからって。

大きな家なんて必要無い。
ぼくは狭くても平気。なんなら
1畳の寝るスペースがあれば十分。
郊外の大きな家に住むより
アクセスの良い都内に住んで、
フットワーク軽くいきたい。

ランニングコスト下げて
フットワーク軽く生きてた方が
絶対に楽しい。

フットワークの軽さは人生を
豊かにする。ぼくはすごい軽い。
行くか行かないかで迷ったら行く。

こんな調子でやれるとこまで
楽しくやってくのが正解だと思う。